オーストリアには狭軌鉄道の保存団体「Club760」がある。オーストリアン・ナローが軌間760mmであることからその名前が付けられている訳だが、クラブと言っても、ムールタル鉄道の廃線跡地を利用してタウラッハ鉄道という名前の保存鉄道を運営していたり、他にも動態保存の蒸気機関車を所有していたりと、何とも羨ましい位に本格的である。1996年9月、終着駅マウターンドルフに保存機関車「298.56」を訪ねた

マウターンドルフの町外れにある駅舎。大きな木が印象的だ

訪問時は、「298.56」という機番のみであったが、現在は「マリアプファル」という愛称がつけられ、プレートも付けられている


C1の車軸配置。「Club760」のプレートが大き過ぎると思うのだが・・・


正面から見るその顔は、まるで宇宙人の様である