羽幌炭礦鉄道キハ22形(基本的に国鉄キハ22と同型)は、1970年(昭和45年)の炭鉱閉山に伴い羽幌炭礦鉄道が廃線となった後、221~223の3輌が茨城交通(現・ひたちなか海浜鉄道)に譲渡されている

茨城交通では羽幌炭礦鉄道の塗装をそのまま襲名し、番号もそのままのキハ222として使用していた。阿字ヶ浦駅で出発を待つキハ22形。撮影は1983年(昭和58年)と思われるが、車号は不明

つまらない茨城交通色に塗装されていた頃のキハ22形222 金上~中根間 2003年(平成15年)1月

その後、キハ22形222は旧気動車色に似た色に塗装された 2005年(平成17年)10月

2015年(平成27年)2月に休車となり、しばらくの間、那珂湊機関区に留置されていた 2016年(平成28年)1月

キハ222は、その後、阿字ヶ浦駅構内で野ざらし状態になっていたが、2021年(令和3年)、クラウドファンディングにより資金が確保出来、修繕が行われ美しく蘇った

話がここで終われば「めでたしめでたし」で良かったのだが、あろう事かこのキハ222を御神体に祀り上げ「ひたちなか開運鐡道神社」なるものを作ってしまったのである。(興味のある方はこちら)「鉄道車両のご神体は世界初」と謳っているが、世界中の誰もが、そんな馬鹿な事を考えないので世界初なのである