かつて、青森県・奥羽本線の川辺駅から黒石という町まで、国鉄黒石線が走っていた。黒石線は、1984年に国鉄から弘南鉄道に引き継がれたが、何も経営が改善される材料はなく、当然の事ながら赤字は膨らんでいき、1988年からはワンマン化されたが、これも焼け石に水。国鉄時代から引き継いて使用してきたキハ22も老朽化し、1995年からは小坂鉄道のキハ2100を2輌譲り受けて営業を続けた

田んぼの中を単行で進むキハ2107。暑さでバックの岩木山が霞んでしまった 1997年8月

全長6.2kmの短い非電化の盲腸線で、沿線の殆どが写真のように田んぼ。いくら地元自治体の要望とはいえ、所詮無理な経営であった

リンゴ畑を行くキハ2107。この状況で弘南鉄道の黒石線維持は困難となり、1998年4月1日をもって廃線となった

キハ2100形は、日本車輌東京支店が小坂鉄道向けに製造した車両

国鉄から移譲された際、国鉄黒石駅から弘南鉄道の黒石駅に終点を移動し、弘南鉄道弘南線(電化)と接続

国鉄から譲渡されたキハ2230

黒石と言えば駅前にある津軽百年食堂のひとつ「すごう食堂」の「つゆ焼きそば」。味はソース味のラーメンといったところか