筑豊本線を始め筑豊地域各線の蒸気機関車が配属されていた国鉄筑豊本線直方(のおがた)機関区。直方機関区のカマに限らず他区のカマも多く駐機していて、活気にあふれた機関区であった。1986年に機関車の配属がなくなり、1995年には機関区そのものがが廃止となってしまった

D50 140号機。撮影時は直方機関区から若松機関区へと転属となっていたが、磨き上げられた美しい車体は貫禄に満ち溢れていた。現在は、新製時の配属地であった梅小路機関区に戻り京都鉄道博物館に保存されている

D50 73号機から改造されたD60 32号機。ミカドからバークシャーへの転換であったが、雰囲気はかなり違った

直方機関区で休む若松機関区のC55 51号機。初めて見た1,750mmのスポーク動輪は美しかった

直方機関区の39638.当時の直方機関区には19輌の9600が配置されていた

客車列車を牽引していた行橋機関区のC11 293号機。空気取り入れ口が拡声器のようだ

同じく直方機関区で休む行橋機関区のC11 300号機

全て1970年3月撮影