レーティッシュ鉄道(RhB) Ge6/6Ⅰ
レーティッシュ鉄道の、と言うよりスイス・メーターゲージの代表的機関車といえば、やはりこのGe6/6Ⅰであろう。クロコダイルと呼ばれるスイス国鉄のCe6/8ⅡやCe6/8Ⅲに似ている事から「ミニ・クロコ」と呼ばれ、メーターゲージの機関車では圧倒的人気を誇っていた。15輌が製造されたが、401~410は80年代に全て廃車となり、90年代には411~415が辛うじて活躍していた。
ルツェルンの交通博物館に並んで展示されているRhBのGe6/6Ⅰ 402号機(ミニ・クロコ)とスイス国鉄Be6/8Ⅱ 13254号機(クロコダイル)。やはり本家のクロコダイルはスケールが全く違う 1997年9月
ラントクワルト機関区で修理中の411号機。RhBの機関庫内から工場にいたるまで、ゴミひとつどころか、油一滴すら落ちていなかったのが印象的だ。現在、411号機はミュンヘンのドイツ博物館に保存中 1997年9月
RhBプレティガウ線フィデリス駅に進入してきた412号機。以下4枚共 1993年10月
同じくプレティガウ線フィデリス駅にて412号機
ラントクワルト駅に停車中の412号機。412号機は2008年に廃車となり解体された
エンガディン線エス・シャンフ付近を走行中の413号機。ロッドをカシャカシャいわせながら走ってくる姿は愛らしい。413号機は1996年廃車以上4枚共 1993年10月
古めかしいC+C配置でロッド駆動というGe6/6Ⅰは1921年製で現在97歳 1993年10月サメダンにて
1994年9月、アルブラ線サメダン駅に停車中の415号機。415号機は現在、動態保存されている
407号機は1994年からアルブラ線ベルギュン駅近くに展示されている。旧型の大型パンタグラフが貴重である 1994年9月
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