上野公園の東京国立博物館・平成館において開催中の特別展「国宝 東寺ー空海と仏像曼荼羅」に行ってきた。京都の東寺(とうじ)は、真言密教の根本道場で、嵯峨天皇から空海に下賜された寺である事も有名である。東寺をご存じない方でも、京都駅から程近くに大きな五重塔があるのをご存知の方は多いと思う。あの日本一の高さを誇る五重塔があるお寺が東寺。正式名称は教王護国寺。もちろん、ユネスコの「世界遺産」である。その東寺の中心をなす21体の仏像からなる所謂「立体曼荼羅」の中から15体が、現在、博物館で展示公開されている
これは、ホームページからお借りしたイメージ写真だが、2mを越える仏像が広い会場内に15体も並んでいる様は、圧巻である
その中の1体、帝釈天騎象像。この写真、実は、私が会場内で撮ったものなのだ。凄くないですか?そう、今回の特別展では、会場内で、この帝釈天騎象像の写真撮影がOKとなっているのも特筆すべき事なのです
平安時代の仏像がガラスケースもない場所で撮影OKなんて、凄いですね。それにしても、この帝釈天像は左右で顔の雰囲気が違っていて、左から見た方がイケメンかも
この特別展は6月2日(日)までです。興味のない方にも必見の価値はあり、1000年以上、人々の願い、祈りを受け止めてきた仏像に何かを感じるかも!
是非足を運んでみてはいかがですか。詳しくは「国宝 東寺ー空海と仏像曼荼羅」
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