ベルナー・オーバーラント鉄道(BOB)ABeh4/4Ⅱ
BOBは、4000m級のアイガー・メンヒ・ユングフラウというベルナー・オーバーラント三山の観光の拠点インターラーケンからユングフラウヨッホに向かう途中駅、グリンデルヴァルトとラウターブルンネンまでを結んでいる軌間1000mmの鉄道で、リッゲンバッハ式のラックシステムを採用している

90パーミルの坂を登り終えてラウターブルンネン駅に滑り込むABeh4/4Ⅱ 313号機。1986年9月にABeh4/4の後継機として3輌のABeh4/4Ⅱが増備されたが、残念な事に何とも味気ないデザインと塗装になってしまった

ABeh4/4Ⅱ 311号機 2000年6月

ABeh4/4Ⅱ 313号機 2000年6月

ABeh4/4 305号機は、2000年6月にはヘッドライトが交換され、塗装もABeh4/4Ⅱに合わせて(当時の)新塗装に替えられていた

グリンデルヴァルトに停車中の荷物車D522。荷物車の色もオシャレだが、貨物上屋もオシャレだ 1992年7月

現在のBOBは車両も塗装もすっかり変わってしまった。何処の国もそうだが、新型車両が趣味の対象から外れてしまう事が多いのは、何ともやるせない感がある