津軽鉄道のラッセル車キ101(形式キ100)の内部を見せていただいた

キ101は、国鉄のキ120を1967年(昭和42年)に譲り受けたもので、一時、休車状態であったが、現役に復帰した2007年(平成19年)5月

津軽鉄道の社紋。2本の横線は国鉄線直通運転の出来る私鉄貨車に付ける印だが、ラッセル車も同じ意味なのか?検査標記は「津鉄機」となっている

キャブ下の小さなメーカーズプレートには、「鉄道省大宮工場 昭和8年」

屋根上のエアータンクは3列。巨大なウィングが目を引く

キャブは勇ましい顔立ちだが、旋回窓が若干内側寄りに付けられていて、「寄り目の鉄人28号」といったところか

操作席の木製いすと、板張りの室内が歴史を感じさせる

歩行用の渡し板の下は、側面のウイング開閉用のシリンダー。車幅程の巨大なシリンダーだ

車内のダルマストーブとウィングを上下させるためのシリンダー