山口線は山陽本線の新山口と島根県の益田を結ぶ全長93.9kmの路線である。新山口というつまらない駅名であるが、以前は「小郡(おごおり)」駅と称していて、この方が重厚感があって良い駅名だったと思うのだが、地元からの要望では如何ともしがたい

山口線は、快速「SL山口号」で有名だが、SLが走らない日の方が静かで良い。仁保(にほ)駅は、ホームの待合室と跨線橋があるだけの小さな駅で、1日8往復の列車が停車する。この後2時間近く列車がないため、大きな荷物を持って走って来た青年が乗り込むのを待っていた 2021年(令和3年)9月

トンネルを出るといきなりポイントがあり、直ぐに仁保駅ホームとなる

山口線には新型気動車が進出してなく、キハ40系の車輌が多く在籍している

対向列車は、イギリスの通勤電車の様な顔つきの2輌編成187系の特急「スーパーおき2号」

やがて、ゆっくりと普通列車は走り出す。平日の通勤通学時間帯が過ぎても、立派な自転車置き場には3台の自転車