軌間760mmのオーストリアン・ナロー。「ÖBB2091」は1936年(昭和11年)から1940年に掛けて12輌が製造され、90年代でも主力ディーゼル機関車であった
ÖBB(オーストリア連邦鉄道)のグミュント駅構内で貨物の入替作業中の「ÖBB2091 002」 1996年(平成8年)9月
何気なく見ると車輪配置がB’B’に見えるが、動輪はキャブ下の2軸だけで両サイドは先輪となっていて実際は1’Bo1’という変わり種である。こちらのボンネットには発電用のディーゼルエンジンが搭載されている
同じくグミュントに停車していた「ÖBB2091 007」。こちらは、朱色一色の塗装
非エンジン側ボンネットには手荷物室と蒸機発生装置が設置されていたという。その後、発生装置は撤去されたようだ。ただ、手荷物室が使用されているのは見た事がない
ナローゲージの保存団体「Club 760」が1993年(平成5年)に買収し、タウラッハ保存鉄道のマリア・プファル駅に留置されていた「ÖBB2091 003」
「ÖBB2091 003」は、1998年(平成10年)にオリジナルの状態に復元されたようである。現在も「Club 760」所有 1996年(平成8年)9月
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