コロナ禍で、突然脚光を浴びた商品がある
これが何の機器か判りますか?電源を入れてみると
画面が立ち上がると「CO2」と出てきました。そう、二酸化炭素の検知機なんです。二酸化炭素がコロナウィルスを減少させる訳ではありませんが、部屋の換気具合を二酸化炭素の数値で知らせてくれるので換気を忘れてしまう事もなく、人が密になる可能性がある店舗などには売れています
537ppmと出ました。外気の二酸化炭素濃度は概ね400ppm前後、衛生管理基準などでは1,000ppm以下と規定されていますので、正常値です。先日、8人程の人がいた20畳位の部屋で、突然、この機器の警報音が鳴り響きました。通常は窓を1か所開けて2台の換気扇を作動させているのですが、窓は開けていたものの換気扇を作動させるのを忘れていた為で、二酸化炭素濃度は1,500ppmを軽く超えていました。換気扇の重要性を改めて実感しました。ちなみに、8畳の寝室で1人で締め切った状態で寝ていると4時間で1,500ppmを超え、2人ですと(当たり前ですが)4時間で2,500ppmを超えて、大きな警報音で起こされることになります
人間の感覚では、体に異常をきたすまで二酸化炭素濃度は感じ取れません。「かくれ酸欠」の早期発見と、換気不良によるコロナウィルス蔓延予防の為、視覚と音で換気の必要性を教えてくれるこの検知器は有難い一台です。最近は日本語表記の機器も発売されているそうですので是非どうぞ
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