鉄道150周年記念 薗部 澄が写した「汽車の窓からー東海道ー」という写真展を見てきた。「岩波写真文庫」を担当したフリーカメラマン薗部 澄(そのべ きよし)氏の遺されたネガの中から、「鉄道模型趣味」編集長 名取 紀之氏が鉄道趣味の立場からセレクションした写真展である
写真は車窓から「偶々」撮られたものではなく、車窓からの写真を撮ろうという意図のもとに撮られた写真なので、多くの写真に驚かされる
会場で頒布されている図録(1部1,000円)の表紙である。図録内の写真には名取氏の解説が付けられていて、これがまた素晴らしい
図録から2枚を拝借した。1枚は1952年(昭和27年)の熱田駅付近。満鉄ミカイと同型の、何と新車のSL達が並んでいる。朝鮮戦争時に国連軍の発注で製造されたそうで、勿論、標準軌である
(私にとって)幻の客車、近江鉄道フホハニ32。2両を合体したそうだが、それにしても長過ぎる
会場は千代田区一番町のJCⅡビルにある「JCⅡフォトサロン」で、日本カメラ博物館の隣となる。開催期間は10月30日(日)までなので、時間の許す方は是非どうぞ!そして、図録は必須アイテムである
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