この本をご存知だろうか?ドラマ化や映画化をされて、読んだことがなくても名前くらいご存知だと思うが、文春文庫の鬼平犯科帳1巻と2巻である
瞬時に「そんな事知ってるよ」とうそぶいた貴方。観察力が欠落しているのでは?
もう一度、よく見て頂こう。本の腰巻とも言われる帯の部分に「本所深川弁当」「くめ八弁当」とあるではないか!そう、これはJR東日本と文藝春秋とのコラボ企画商品で、正真正銘の駅弁なのである
「本所深川弁当」は税込¥1,080。製造は神田明神下に店を構える「神田明神下・雅」が担当している。本所深川は長谷川平蔵が若い頃に悪さをしていた界隈。アサリ、ハマグリ、アオヤギなどの貝類とネギなどの野菜などを煮込んだ汁物を米飯に掛けたものや、炊き込んだものを深川めしとか深川丼と呼ぶので、アサリごはんが入っていてこの名前が付けられたのか
小説に登場する密偵で、普段は船宿「鶴や」の亭主である「小房の粂八」から名前を取った「くめ八弁当」税込¥980
弁当の掛け紙の裏には、江戸の古地図と凝っている
さらに、登場人物相関図が付録として付いていて、鬼平ファンにはたまらない
ギミックに気を取られていて味の事を書き忘れたが、購入してから如何せん時間が経ち過ぎ、ご飯も固くなってしまった為、「普通の駅弁」になってしまった
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