八雲工芸から1/87スケール「流電4連」の完成品が発売されてから、かなりの年月が過ぎた。スタイルは上々だったのだが、走りがイマイチなのと、接着で付けられているカプラー台座に何とNスケールのカプラーが付いているのには驚かされた記憶がある。とりあえず、カプラーを交換しようとモデルス・イモン製の通電ISカプラーを取り付け中間不随車からも集電すれば走りも改善すのではと期待したが、全くの期待外れで戦意喪失し、そのまま終い込んでいた
今年、この通電カプラーを使用した157系準急電車が発売となり、その走りの素晴らしさを見て、再びカプラー工事を再開することにした。ただ、カプラーの接触通電金属が、以前購入した製品は黒メッキだったが、157系は金色になっていたためメーカーに問い合わせをしたところ、通電が格段に良い金メッキに変更したとの事で、早速購入し取り付けを行った
金メッキが施されている金属部分。中間車2輌はピポット車輪で全く集電は期待出来ないので、配線はカプラーとカプラーを繋げるのみで、集電ブラシでも取り付けない限り台車からの集電は不要である。中間車を介して先頭車同士が電気的に繋がると走行が劇的に改善された
両軸モーターからユニバーサルジョイントを介しての動力伝達をシリコンチューブに変換したことにより、走りがかなり「シルキィー」になった。先頭のダミーカプラーは既存製品