青森の「八甲田丸メモリアルシップ」にある可動橋は、青函連絡船運航当時には青森第二岸壁と呼ばれた連絡船用の岸壁にあり、貨車を船に積み込む際に、船の高さに合わせて橋の高さ等を調整して貨車の乗り降ろしの安全を確保していた

奥のクレーン部分で、手前の橋部分を上下に稼働させていた。青函連絡船廃止時にこの施設が残されたのは、素晴らしい事で、この可動橋と青函連絡船八甲田丸は、後に(社)日本機械学会から機械遺産に認定されている 2007年5月

可動橋のクレーン部分はメカニカルで美しい

反対側から見たクレーン部分。後方には、青森ベイブリッジが聳える(ネーミングはもう少し考えた方が・・)

船尾の扉は閉められたままで、可動橋とも接続されていないのは残念だ

八甲田丸のサイド。デッキの横には階段が付けられしまっているが、往時の混雑振りが思い出される。10代の頃、リュックを背負って連絡船へのデッキを何度走ったことか・・・

煙突にJNRのマーク。「日本国有鉄道」である