2003年(平成15年)5月、小坂鉄道撮影の往路、復路に花輪線に立ち寄った。花輪線は、国鉄色のキハ58も在籍していたが、殆ど盛岡色と言われる白い車体に赤帯という、どうにも興味の湧かない塗装であり、夜中に車を走らせた疲れも相まって、いい加減な撮影になってしまった

湯瀬温泉駅の手前で米代川を渡るキハ58。米代川は、岩手県の龍が森から流れ出て130km以上先の能代で日本海に注ぐ。兄畑(あにはた)~湯瀬温泉間 2003年(平成15年)5月

折角国鉄色を復活させるなら、編成で復活させて欲しいものだ

キハ58×2+キハ52の普通列車。国鉄色が1台入るよりは、この方が編成としては美しい 鹿角花輪~陸中大里間

とは言え、3両目はキハ52の「赤鬼」と通称されていた盛岡色。これは、JR東日本史上最悪の気動車色だと私は思っている。よくもこんな汚い塗装を思いついたものだ

キハ58とキハ52のデコボコな4両編成の快速列車。水仙、コブシ、桜が満開の山里である。田山~横間間

両側の土手にはふきのとうが目を出し始めていた。嘗て、この辺りはSL3重連のメッカであった 安比高原(旧・龍が森)~松尾八幡平間