福島県から奥羽山脈を越えて鉄道で山形県に入るのに必ず越えなければならない峠、奥羽本線板谷峠。福島側から、赤岩駅・板谷駅・峠駅・大沢駅とスイッチバック駅が四駅も連なっていた為、昔から4110、EF16、EF64といった強力な補助機関車が活躍した線区でもある。1968年に交流化されてからは、EF71、ED78が投入されていたが、1992年の山形新幹線開業に伴う標準軌への改軌によりスイッチバックは全て廃止された

峠駅に停車中のED78 2号機 1987年(昭和62年)5月

板谷峠を登るED78 2号機 大沢~峠間

大沢~峠間を走る特急「つばさ」

スイッチバックをスルーして福島に向けて板谷峠を下る 板谷~赤岩間

大沢~峠間を走る特急「つばさ」。この当時、往復22本のL(エル)特急「つばさ」が運行されていた