高松琴平電気鉄道には、デカ1という不思議な電車が存在する。電動貨車なので「デカ」である
正面の風体は動物の様にも見え、何とも不思議ではあるが、琴電仏生山工場の主である。レール幅が1435mmと広いため、車体幅とレール幅が殆どかわらない位 2011年2月
1957年の自社工場製だが、電車の改造ではなく、無蓋車を2両組み合わせて作ったというから驚く。何故か分からないが、不思議な連結器が装着されている
しかし、この電動貨車は、現代風に言うと「ハイブリッド車」で、運転席の切り替えで架線電圧の600V、1500Vに対応している。これは、琴電が線区により600Vと1500Vと異なっていた為の措置であった
検査標記のあるサイドのキャブ下は、コンプレッサー、ブレーキシリンダ、抵抗器が並ぶ
2007年位に大改造が行なわれ、初期のデカ1とは台車、床下機器が全く変わってしまった
「1」と標記されたサイドの床下には、MGと遮断器か
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