2004年(平成16年)、ナローゲージ・ファンにビック・ニュースが舞い込んだ。神戸在住の実業家の方が亡くなられ、その方が所有していたトンネルの中から頚城鉄道の車両が出てきたというのである。それも、トンネルの一番手前に置いてあった車両こそ流石に損傷が激しいものの、その奥の車両達は殆ど廃止頚城鉄道線廃止当時のままという驚くべき内容であった
ファンにとっての歴史的発見から、2年ほど経った2006年(平成18年)11月、保存車両を見学する機会をいただき、百間町車庫を訪れた。木造の気動車「ホジ3」は、既に車体部分は綺麗にレストアされていた 2006年(平成18年)11月
検査標記も鮮やか
木製の車内も綺麗になっていたが、運転機器はまだ驚くほど錆びだらけである
車内中央に横たわる大きな木製の箱は、エンジンカバー
蓋を開けると錆びだらけのラジエターとエンジン。動態化したいという管理者の方のご希望をお聞きして、不安になった
床下を見ると全てがこの様子。「気動車は必ず直せる」とレストアをしている方にお聞きした事があるが、それにしても、先は長いと感じた 2006年(平成18年)11月
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