宮城県には多くの交流電気機関車が保存されていた。「いた」と過去形で書かなければならない程、保存機関車の状態は現在最悪で、風前の灯であり、その解体はひっ迫している
東北本線船岡駅の構内にED71 37号機は保存されているが、こちらも「保存されている」と書くには余りにも無残な状態である
ED71 37号機はED71量産型の唯一の生き残り 2014年7月
有刺鉄線を頑丈に張って、何の手入れもしていないで朽ち果てさせる機関車の何を守るというのだろうか?後ろに連結されているオハフ61の傷みも相当のものだ 2014年7月
車体も中途半端な修理のため、デコボコである 2019年9月
パンタグラフはPS100
台車はDT114
ヘッドライト。設計図の部品名を見たら何と「通風機」。ヘッドライトケースは、空気取り入れ口だったんですね 2014年7月