宇部電気鉄道が1937年(昭和12年)に新製したデキ11は、国有化された際に国鉄ED25 1と改番され、1950年(昭和25年)まで宇部線で使用された。宇部線が1500V昇圧のため使用出来なくなり、まだ600Vであった富山港線に移動したが、こちらも1961年(昭和36年)に1500V昇圧となり、ついに国鉄を除籍となってしまった
1961年(昭和36年)、国鉄から上田丸子電鉄に移動した後は、1986年(昭和61年)に廃車となるまでの25年間、丸子線、別所線で活躍した 2006年(平成18年)11月
廃車後は、丸子町(現在は、上田市)に寄贈され、上田市丸子文化会館前の丸子工業百年記念公園に保存されている
電車の台車に履き替えた為、スペーサーをかませて高さを調整していて、何とも腰高で不安定なサイドビュー。それにしても、秋の美しい紅葉は、ED25には保護色のよう
パンタの間には、チョークコイルの避雷器が見える
富山港線に移動した後の1951年(昭和26年)、台車を元々の板台枠から伊那電気鉄道デ203が使用していたブリル製の台車に交換した。台車の上のブレーキ装置が目を引く
ブリルの台車に後から付けられた砂箱 2006年(平成18年)11月
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