新幹線で碓氷峠を越えるという事業が1989年に着工し、EF63の余命もあと数年となった1992年4月15日に横川駅を訪れた。桜満開の横川駅は、以前と変わる事無く淡々と通常の業務を遂行していた

横川運転区で待機中のEF63 4号機。右手奥の複線が碓氷峠へと続く本線。横川運転区の跡地には1999年から碓氷峠鉄道文化むらがオープンしている

上野から長野行き特急あさまが到着する

すぐさま、後方に待機していた重連のEF63が後補機として連結。EF63 7号機も次の列車用に、スタンバイ

EF63 8号機が特急「あさま」の後補機仕業のため接近し、連結作業中

仕事を終えて軽井沢駅でひと休みのEF63 25号機

特急白山の前補機で横川に向けて熊ノ平信号場を降るEF63 4号機

1997年10月1日の北陸新幹線区間開業により信越本線横川~軽井沢間は廃線となり、碓氷峠を越える鉄道も消滅した