1911年(明治44年)に建造されたアメリカ海軍の給炭艦「ジュピター」は、1920年(大正9年)に改造を受けアメリカ海軍初の航空母艦「ラングレー」として再就役した

ここまでは「空母ラングレー」で書いた。今回は「その後」である

1936年(昭和11年)、空母ラングレーは、飛行甲板の前半分を撤去されて「AV3水上機母艦ラングレー」となり、第3の人生を歩みだす事になる。そして、1939年(昭和14年)にはアジア艦隊に配置換えとなり、インドネシア方面に進出をすることになった

タグボートが台船を牽いてきて出航準備中か

1942年(昭和17年)2月、インドネシア・バリ島近くで日本の一式陸上攻撃機の爆撃を受け爆弾5発が命中し航行不能となってしまった。クレーンで水上機を吊り上げ作業中

航空甲板がなくなった後の艦橋は、なんとも寂しい

近くには水上飛行艇「カタリナ」が駐機中。カタリナは、着水時には主翼の先端を折り込んでフロートとしている

被弾後、浸水が止められなかった為に、自軍の射撃と魚雷2発により自沈されることになり、アメリカ海軍初の航空母艦は、呆気なくインド洋に沈んでしまった

製品はアクリル製の台付きケースにカバーをトルクビスで固定してるので、ホコリや破損の心配はない(ケース全長650mm)。製作は「ごま船渠」。価格および製作のお問い合わせはアートプロまで(航空母艦は、搭載する航空機の機数により価格が大きく変化します)