万葉線の終点「越の潟駅」の一つ手前は「海王丸駅」。名前の通り近くには初代の帆船「海王丸」が保存されていて、周囲は海王丸パークとして整備されている
海王丸が進水したのは1930年(昭和5年)。戦争中は帆装を撤去して石炭輸送、戦後は復員者輸送に従事し、美しい帆装が再び見られるようになったのは1955年(昭和30年)で、1989年(平成元年)に現役引退するまでの59年間で総航程は106万海里(196万Km)に及んだ
この日は、全ての帆を広げる「総帆展帆(そうはんてんぱん)」をしている最中で、海王丸の美しい姿を見る事が出来た
港内の海王岸壁に停泊する海上保安庁の巡視船PL04「やひこ」。岸壁は家族連れの釣り客で賑わっていた
海王丸パークの一角にある新湊大橋、後方には初冠雪した立山連峰が望める
因みに、海王丸の姉妹船「日本丸」は、横浜みなとみらいの「日本丸メモリアルパーク」で保存されている
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