函館本線の旧・神居古潭(かむいこたん)駅構内には、3輌の蒸気機関車が保存されている
C57の最終番号、4次型の201号機。C57の4次形( 190~201号機)は、189号機までのC57とは形式は同じであるが、全く別物の蒸気機関車である。除煙板の前上部が欠き取られているのも4次形の特徴。C57の4次形では全国で唯一、最後の1台が保存されている 2009年(平成21年)7月
小樽築港機関区から旭川機関区に移動し、塩狩峠越えに使用された。ドームの後ろには重油タンクが乗せられている
「鉄道ファンの間では、その美しさから『貴婦人』と呼ばれた」C57のことをマスコミはお題目のようにこう書きますが、C57を「貴婦人」と呼んだSLファンには唯の一度もお会いした事がない。ボイラーが比較的細いので、動輪が大きく見えて美しいのは確かだ 2020年(令和2年)6月
4次形では、船底型テンダーが採用された
D51初期型の半流型である6号機が保存されている。ドームが煙突まで延長されたスタイルから「ナメクジ」と呼ばれる。煙突に火の粉止め(通称・クルクルパー)付けられているのが残念
初期型のテンダーは、鋳鋼台車を履いている。手すり、ステップに改造が加えられている
3台目は、独特な北海道型徐煙板を付けた29638
9600形は、正面から見た方が力強くて格好が良い
3軸台車を履いた箱型テンダー。リベットが全くなくなっていて寂しい