群馬県川場村の「川場田園プラザ」は東日本で第1位に輝いたことがある道の駅である。その田園プラザにいると時折、SLのホイッスルが聞こえてくる事があった。従業員に聞いてみると、近所のホテルに保存してある蒸気機関車の汽笛との事で、一度は宿泊してみたいと思っていたが、2012年9月にそれが実現した
ホテルの脇に引かれた長さ150mのレール上をD51 561号機は快走していた
SLホテルでは、2006年から圧縮空気によるD51の運行に着手していて、保存蒸気機関車の圧縮空気による動態化に、大きく影響を与えた
ヨ5000に乗客を乗せて往復運転をするD51
ホテルの部屋にいると、何処からともなくあの蒸気機関車の煙のにおい!部屋の窓を開けてみたら真下にD51が停車していてビックリ。空気を圧縮しているコンプレッサーが、テンダー上に見える
圧縮空気なのに何故匂いが?と思ったら、煙突からは煙が!
2016年、運行の先頭に立っておられた機関手の方が、不慮の事故により逝去され、D51の運転は、あっけなく終焉をむかえてしまい、2017年には、ホテル名がSLホテルからホテル田園プラザに変更されてしまった
現在の川場村には、あのD51の汽笛は響いていないのだろうか。再び、道の駅に寄ってみようと思う
SLホテルに宿泊したこの日は、D51 498号機による「SLみなかみ号」が運転されていた。SL三昧の一日
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