ベルナーオーバーランド三山(アイガー・メンヒ・ユングフラウ)を遠方より見て楽しむには、「90年年代スイス逍遥16」で紹介した「ミューレン」と共に地元の人々に人気があるのが「シーニゲ・プラッテ」。外国人観光客も少なく最適なビュー・スポット
シーニゲ・プラッテ山頂駅から見たベルナーオーバーランド三山 1992年(平成4年)7月
BOB(ベルナー・オーバーラント鉄道)でインターラーケン・オストから一目の「ヴィルダース・ヴィル」で下車すると隣のホームに可愛い車両が止まっている
これが、軌間800mmのSPB(シーニゲ・プラッテ鉄道)である。リッゲンバッハ式のラックシステムを採用している
機関車の車輪は車重を支えているだけで、動力車輪では無い。動力は中央部のラックシステムのみとなるので、車庫内などすべての場所にリッゲンバッハ式ラックシステムが必要となる
シーニゲ・プラッテ駅を出発して下り勾配になるとパンタを下げてしまう
リッゲンバッハ式ラックシステム。遥か下にグリンデル・バルトに向かう道が見える