「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界文化遺産に登録された12地区の中の一つ「外海(そとめ)の大野集落」を訪ねた
大野集落から望む東シナ海。右手に見える島が、池島炭鉱で栄えた池島。現在は閉山されているが、トロッコで坑道に入れるツアーがあり、近年、人気である。近くの神浦港からフェリーも出ている 2020年(令和2年)1月
大野集落内の教会「大野教会堂」(国指定重要文化財)。キリスト教解禁後の1879年(明治12年)に建設された変則的な寄棟屋根の教会堂である
白いマリア像は後年に製作されたもの
教会堂の外壁は、地元の玄武岩を漆喰で固めてあり、窓の上の半アーチ部分はレンガ造り。軒下の梁部分も独特である
教会堂の裏手は、司祭室となっている
大野集落は、東シナ海に面した高台に位置するが、台風でも余り強い風は吹かないと地元の方は言う。確かに、この地区には大木が多い。2020年(令和2年)1月