北陸本線(現在は、えちごトキめき鉄道)の糸魚川駅に近い東洋活性白土株式会社横町工場から糸魚川貨物駅まで軌間2フィート(610mm)の軽便鉄道が敷かれていて、協三工業製の蒸気蒸気機関車が働いていた。「東洋活白2号機」である
2号機は、工場閉鎖後、糸魚川小学校、フォッサマグナ・ミュージアムと転々とした後、糸魚川駅新幹線ホーム下の「糸魚川ジオステーション ジオパル」前に保存展示された
「SLくろひめ号」という愛称が付けられているが、白土を産出する鉱山に近い黒姫山に因んだ名前で、あの「妙高・黒姫」の黒姫山とは同名であるが、全く別の山である
ジオパルの前には、糸魚川機関区にあったレンガ造り3連アーチ車庫の妻壁がモニュメントとして保存されていて、さらに、レールが敷かれた先には大糸線で活躍していたキハ52 156が保存されている
後部にアントが連結されていて、キハ52を駅前広場に押し出せるようになっている 2022年1月