1974年6月に、田町電車区、品川客車区を訪問する機会があった。まだ、客車急行、客車寝台特急全盛の頃で、品川は多くの客車で溢れていた。逆に、客車は全く珍しい存在ではなかったので、殆ど写真を撮っていないのが、今となっては悔やまれる

品川駅でEF58 60号機に遭遇

架線試験車クモヤ93000。名前は架線試験車だが、数々の高速度試験をしており、1960年には狭軌の世界最高速度175km/hを樹立している

DT29という独特な台車を履いていた。残念ながら1980年3月に廃車

73系国電から改造された事業用車両クモヤ90。1966年から4年間に33輌が作られていて、当時は、どこの電車区でも見られた

品川客車区に並ぶ20系寝台特急「瀬戸」と14系寝台特急「さくら」

寝台特急「あさかぜ」にのみ使用されていたナロネ20。3輌のみ製造され、当時としては豪華な個室寝台車であった

14輌全てが寝台車で編成されていた寝台急行「紀伊」に連結されていたオロネ10

今となっては懐かしいスハフ42
客車の入替には、多くのDD13が使用されていた