十夢(とむ)は、突然やって来た。2016年11月、玄関先に見た事がない子がいると言うう。この地域に住む猫達とは明らかに毛並みが違う生後2カ月も経たない位の子ねこが確かにいた。毎日見ていた親子連れねこの、子供だけが残ってしまうケースは多いが、全く見た事がない子ねこが突然現れるのは珍しい。そして、普通、外の子は、慣れていない限り、人の顔を見ると一目散に逃げるものだが、この子は取り敢えず1m位離れるとクルリとこちらを見て座り「ミャ~ミャ~」大きな声で鳴き、何かを訴え続けていた。冬の寒さがすぐそこに来ている時期でもあり、この子を保護した

保護した直後、感染症の有無をみる為に保護観察中の「十夢」 2016年11月

2歳になった現在は、「野生のねこ」といった感じ。他のねこと比べても圧倒的に身体能力が高く、止まっている事が殆ど無いので、写真が殆ど無い。あってもピンボケか、画面に十夢が写っていない写真か、どちらかの事が多い

ターゲットに向かう時は真剣だ。ねこはどの子もこの遊びが好きだが、特に十夢は物陰に隠れたつもりの遊びが大好き