新潟県の代表的なローカル私鉄として存在した新潟交通と蒲原鉄道。方や、新潟鉄道の車両が殆ど解体されてまったのに対し、方や、蒲原鉄道の車両は殆どが保存されているという、その鉄道や車両に対する地域の方々の愛着は両極端である

ED1は、1930年の日本車輛製。ウェスティング・ハウス社製電気機関車のデッド・コピーである 1999年4月

1984年に貨物輸送が廃止されるとED1の使用頻度は極端に低下し、機関庫の前で、退屈そうにしている時間が増えた。ラッセルヘッドの取り付け金具が付けられたまま 1999年4月

蒲原鉄道廃止後、村松駅の隅に留置されていたED1  2001年7月

台車もコピー。日車EL型台車 2001年7月

ハンドブレーキのプーリーが目を引く 2001年7月

赤が退色して青から紫に見えた。一緒に留置してあったモハ31と共に解体かと思われたが・・・2003年8月

何と、2009年に冬鳥越スキーガーデン(旧蒲原鉄道冬鳥越駅跡)に移設された。モハ1、モハ61と共に展示され解体は免れたが、屋根がなく、スキー場なので、雪害が心配である