山形県の北部、真室川町に町営「まむろ川温泉 梅里苑」という温泉施設がある。そして、その裏手にある森の中を約1kmにわたる線路を使って「真室川森林鉄道」は走っている 

牽引機関車は、加藤製作所の4.8tで、「KATO」ではなく「カトウ」とカタカナ表記である。昭和18年(1943年)製造とされているので、やはり戦時中のためのカタカナ表記なのか 2008年5月撮影

実際の真室川森林鉄道は、1962年(昭和37年)の廃線まで、奥羽本線釜淵駅から大沢川入までの28㎞を結んでいたので、この施設とは離れている

運材台車には可愛いハンドブレーキ

まむろ川温泉梅里苑の森に新設されたエンドレスコースは、ヘッドマークと派手な客車がなければ、かつての森林鉄道を彷彿とさせる

ただ、この機関車は真室川森林鉄道で使用されていたものではなく、秋田の仁別森林鉄道4.8t機である

通年運行ではないので、ご訪問の際は梅里苑のホームページにてご確認を!

最初は「子供ダマシ」と思っていても、森林の中で写真を撮っていると、だんだん真剣モードに! 2008年5月撮影