ラウターブルンネンから崖上の孤立した村ミューレンに行くには崖上のグリュッチュアルプまでロープウェイに乗り(2006年まではケーブルカーであった)、そこから全長4.27kmのラウターブルンネン・ミューレン山岳鉄道(BLM)に乗らなければならない

レトロなBDe2/4 11は、現在も繁忙期には出動しているようだ 1997年(平成9年)10月

ヴィンターエック駅を出発したBDe2/4 11

BLMの主力電車Be4/4。主力と言っても21から23までの3輌 1997年(平成9年)10月

途中駅ヴィンターエックのレストランから見たベルナーオーバーランド三山(左からアイガー・メンヒ・ユングフラウの三山)

ヴィンターエック駅を出発したBDe2/4 11。留置線の車輌はロータリー車

感の良い人なら「断崖絶壁の上で道路がつながっていなくて、ケーブルカー(現在はロープウェイ)しかないのに、どうやって上まで車両を運んだのか?」という疑問が湧く筈。その答えは次の写真が答えてくれる

何とラウターブルンネン~グリュッチュアルプ間にあるケーブルカーの線路上を、ケーブルで引き上げるという荒業でクリアしたのである。ただ、このケーブルカーは2006年にロープウェイに衣替えしてしまっているので、今後の車輌の交換はどうするのだろうか?要らぬ心配ではあるのだが・・・(写真は「BOB100周年」誌より転載)