インターラーケンからユングフラウヨッホへ登るには二つのルートがあり、その一つのルートの乗換駅にラウターブルンネンがある。ラウターブルンネンは、300mの高さから流れ落ちるシュタウプバッハの滝がある事で有名である

ラウターブルンネンは、ウェンゲンアルプ鉄道への乗換駅。車両の後にシュタウプバッハの滝が写り込む 1992年(平成4年)7月

シュタウプバッハの滝は高さ約300m。この断崖の上に、道路が下界とは一切つながっていない孤立した村、ミューレンがある 1992年(平成4年)7月

メンリッヘンから見たラウターブルンネンの谷。白く写る断崖の右端下に見える街並みがラウターブルンネンで、シュタウプバッハの滝は町の左上に見え、断崖上の左端にミューレンの集落が微かに望める。ラウターブルンネンからミューレンに行くには崖上のグリュッチュアルプまでロープウェイに乗り(2006年まではケーブルカーであった)、そこからラウターブルンネン・ミューレン山岳鉄道(BLM)に乗らなければならない 2001年(平成13年)9月

BLMは、軌間1000mmで、距離は僅か4.27km。一つしかない途中駅のヴィンターエックには大きなレストランがある 1997年(平成9年)10月

このレストランの売りは、ベルナーオーバーランド三山(左からアイガー、メンヒ、ユングフラウ)を間近に見ながら食事が出来る事。そしてこの景色が人口数百人の孤立した山村ミューレンに観光客を呼び込む事になった

BLMの車窓からもベルナーオーバーランド三山は充分に楽しめる。終点ミューレンとラウターブルンネンとの高度差は860m 1997年(平成9年)10月