石勝線が十勝から日高山脈を越えてきて室蘭本線と合流する地点に、追分駅を中心にした安平(あびら)町はある

2019年(平成31年)、その安平町に開設されたのが、「道の駅あびら D51ステーション」。室外にキハ183系と貨車、車庫内にD51 320号機が保存されている

国鉄末期に、キハ82系の置き換え用に登場したキハ183系気動車の先頭車が保存されていた。国鉄色に塗装されていて美しい
2020年(令和2年)6月

183系といえば、JR北海道の183系は、塗装といいヘッドマークといい何ともセンスが無い。遠軽駅を出発する特急「オホーツク」 2009年(平成21年)7月

室内展示のD51 320号機は、長年、石炭輸送の中心地として蒸気機関車と共に歩んできた町が保存した車両とは思えない位、ピカピカに塗装されていて、何とも残念であった。テーマパークなら兎も角、「鉄道資料館」と銘打っている以上、実車と余りにもかけ離れた塗装をしてしまうというのは、文化財の保存として考えると問題外である

鉄道博物館のC57 135号機を見て下さい。蒸機機関車って、そんなに光っていませんよ 2018年(平成30年)11月

D51の移動用に貨車移動機が連結されている。片側にラッセルが装備されていて半キャブならぬ4/5キャブ位ののスタイル。ピカピカのD51より好感がもてる 2020年(令和2年)6月