2016年、水戸で行われた新年会の帰路、鹿島鉄道の保存車両を見学しようという事で、鉾田市にある温泉施設「ほっとパーク鉾田」を訪問した。ここにはキハ601(形式キハ600)とKR-505が保存されていて、鹿島鉄道廃止となった2007年以来の再会となった
キハ601の前身は、言わずと知れた国鉄キハ42000(キハ07)。前面6枚窓の半流線形のガソリンカーとしてスタートし、途中でディーゼルエンジンに乗せ換えられディーゼル動車となった。1965年に国鉄から当時の鹿島参宮鉄道に譲受された 2016年1月
鹿島鉄道では、前頭部の大改造が実施され、半流線形部分が切り落とされて切妻に近いスタイルとなってしまった
サイドは乗務員扉が増設されたものの、キハ07の面影を残していて、立派な20m気動車である
気動車用菱枠台車では大型のTR29台車
エンジンはDMH17。DMH-17と液体変速機の組み合わせは、国鉄において大いに重用された
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