同和鉱業片上(かたかみ)鉄道は、岡山県備前市の片山湾に面した片上駅と柵原(やなはら)鉱山のあった柵原を結んでいた非電化の鉄道であったが、鉱山の閉山等もあり、残念ながら1991年(平成3年)7月に全線廃止となった。廃止後、吉ヶ原(きちがはら)駅跡を利用して「柳原ふれあい鉱山公園」が整備され、片上鉄道の車輌達が動態保存されている
キハ702は、旧国鉄のキハ07 5 2011年(平成23年)2月
オデコのヘッドライトが撤去され、シールドビーム2灯化されてしまった事は非常に残念だが、正面の流線型スタイルは健在である
軸間2000mmのTR29台車。菱形台車の中では一番立派な台車なのだが、それでも、かなり華奢である
日本車両製の自社発注機DD13 551が保存されている。551~556(554欠番)の5輌が製造されたが、国鉄型のDD13より全長が長い 2011年(平成23年)2月
同型の556は、同じ同和鉱業の小坂鉄道に移籍され活躍した。先頭がDD13 556号機 2003年(平成15年)5月
菊ヶ峠ドライブインの前に置かれていた1953年(昭和28年)宇都宮車両(現・富士重工)製のキハ311 2011年(平成23年)2月
旧・吉ヶ原駅構内に出来た「柵原ふれあい鉱山公園」。駅舎も保存されている
旧・吉ヶ原駅待合室もそのまま 2011年(平成23年)2月
- 投稿タグ
- キハ311,柵原, キハ702,キハ07,DD13