八戸臨海鉄道の終点は北沼貨物駅で、その先は三菱製紙の専用線となる

早朝、北沼貨物駅に着いた時に濃霧の中で何本も見えていた鉄塔は、貨物ターミナルによくある照明塔かと思えたのだが 2013年(令和3年)7月

霧が晴れてくると駅とは直角の方向に鉄塔が伸びているのが分かった。突然、丘の上から爆音と共に航空機が現れた。霧の中の機影は、正しく対潜哨戒機「P3Cオライオン」。地図を見てみると、この丘の上には海上自衛隊八戸航空基地があり、これは進入灯かと納得。まさか駅の構内を航空機の進入灯がクロスしているとは・・・

終点の北沼貨物駅に到着したDD16 303。駅と言っても機回し線とプレハブ小屋があるだけ。この先は三菱製紙の専用線となり、別のスイッチャーが稼働している

終点の北沼貨物駅で入れ替え作業をした後、折り返しのコンテナ貨物を専用線から受け取ると20分程で八戸に戻っていく