日南線は、宮崎県の南宮崎駅から日南海岸を走り、鹿児島県の志布志駅までの88.9kmを結んでいて、途中には、風光明媚な観光地も多い
9月16日、台風14号の接近などに伴う大雨により日南線小内海(こうちうみ)駅付近で、斜面が幅約100メートル、高さ約70メートルにわたって崩壊した。この為、日南線と国道220号線が大量の土砂流入によって不通となっており、復旧の目途は全く立っていない
この為、日南線は南宮崎駅と青島駅間で暫定ダイヤにより折り返し運転となっている。南方(みなみかた)~木花間の清武(きよたけ)川を渡るキハ40 8065 2021年(令和3年)9月
運動公園~曽山寺(そさんじ)間の加江田(かえだ)川を渡るキハ47 9073+キハ47 8088
同じく加江田川を渡る折り返し列車
小内海~内海間のみならず小内海駅自体にも土砂が流れ込んでおり、復旧には長期間を要する模様だ。昨年の人吉を中心とする肥薩線及びくま川鉄道の災害に続き、JR九州は毎年のように災害による長期運休が発生していて、日田彦山線の様な路線廃止という事が出ないことを祈るばかりである
青島~志布志間は、全て運休となっていたが、取り敢えず沿線を走ってみた。やはり、列車の来ない鉄路は寂しい 油津~大堂津間の隅谷川橋梁
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