奥羽本線の大舘と弘前の間にある矢立峠は、今も勾配が続く難所である。その峠の陣馬駅と碇ヶ関(いかりがせき)駅の間に津軽湯の沢駅はあった。1970年11月5日に矢立峠のトンネルが完成し、津軽湯の沢駅を含む旧線区間が廃止になるということで、1970年8月13日、津軽湯の沢駅に降り立った
あいにく、当日は土砂降りの雨で、矢立峠は霧に霞んでいた。C61 2号機は、現在、京都鉄道博物館の機関庫に保存されている
豪雨をついてC61 28号機が津軽湯の沢駅を通過
DD51 532号機の牽引する寝台特急「日本海」が通過
DF50+D51とすれ違うD51 336号機+D51重連の貨物列車
D51 854号機の引く貨物列車が津軽湯の沢駅を通過
後補機はD51+D51 900号機
廃止と思われていた津軽湯の沢駅は、400m位離れた新線部分に移転となり、無人駅となったが存続している