レーティッシュ鉄道(RhB) Ge4/4Ⅱ 611~633
1973年から製造が始まったGe4/4Ⅱは、1985年までに23輌が納入され、RhBの一大勢力となった。車体はスイス国鉄のRe4/4Ⅱを小型にした様なデザインで、正面の大きな2枚窓が特徴的である

レーティッシュ鉄道(RhB)の車輛には、正面に地元グラウビュンデン州の紋章が掲げられている。現在はステッカーになってしまっているが、Ge4/4Ⅱは、立派な盾であった  1992年7月

Ge4/4Ⅱには、機番、機体名の他に機体名に使用された町の紋章が付いている。このGe4/4Ⅱ615の場合は、「クロスタース」。右は連接機関車Ge6/6 702「ランドクワルト」  グラウビュンデン州州都クールにて 1993年10月

クールにてGe4/4Ⅱ619「サメダン」 1994年9月

同じくクールにてGe4/4Ⅱ616「フィリスール」 1994年9月

貨物を牽引してGe4/4Ⅱ631「ウンターヴァーツ」がサン・モリッツ短絡線のプント・ムラグル~ポントレジーナ間を行く
1994年9月

フィリスールにてGe4/4Ⅱ618「ベルギューン」 1994年9月

同じくサメダンにてGe4/4Ⅱ618「ベルギューン」 1994年9月

サン・モリッツ駅に到着したGe4/4Ⅱ627「ライヒェナウ-タミンス」
1998年11月

Ge4/4Ⅱ626「マランス」が推進運転でエンガディン線サグリアインズを出発し、フェレイナトンネルに入りクロスタースへ向かう。フェレイナトンネルは、メーターゲージとしては最長(19042m)のトンネルで1999年に開通している。写真右側のホームは自動車が乗り込む専用ホーム。Ge4/4Ⅱも、この時代になると前照灯と尾灯が一体となり角型になっている
2001年10月