レーティッシュ鉄道(RhB)Ge6/6Ⅱ 701~707
洗練されたデザインだが製造は意外と古く、1958年に試作車2輌、1965年に量産車5輌の計7輌が製造されている。車体は連接構造で、軸配置はBBBの6軸となる。Ge4/4と同じように機番、機体名、機体名の町のエンブレムが設置されている。尚、連接構造部分は左右方向には動かず、上下方向にのみに動く構造となっていて、勾配導入地点で台車が浮かない為の工夫である。「急カーブが多い為に、連接構造にしてある」と書いている書籍もあるが、これは誤りである
試作車のGe6/6Ⅱ 702は当初、貫通扉が付いていたが、途中でドアは埋められ、やがて2枚窓に改造されている。氷河急行を牽引してクール駅に停車中のGe6/6Ⅱ 702「クウェラ」。クウェラは、スイスの四言語の中の一つ、ロマンシュ語で州都クールの意味 1993年10月
アルブラ峠をいくGe6/6Ⅱ 704「ダボス」 1994年9月
フィリスール駅構内に進入する Ge6/6Ⅱ 707「シュクオル」 1994年9月
クール駅にて Ge6/6Ⅱ 702「クウェラ」 1997年9月
サン・モリッツ駅に停車中のGe6/6Ⅱ 702「クウェラ」。パンタグラフがワンアームタイプに交換されていた 1998年11月
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