1970年代の大学はよく休講があった。御茶ノ水の雑踏の中にある大学は校舎を出れば道路で、映画に出て来るような素敵な大学構内の庭もなければベンチもない。休講の度に喫茶店に行ってては流石に金銭的に持たないし、何と言っても飽きる。時間が潰せて冷暖房完備となると当時あちこちにあった名画座。神楽坂下の佳作座、池袋の文芸座、銀座並木通りの並木座、渋谷の全線座等々。古い映画を2本立てで上映していて、2本立ての学生料金は100円だったと記憶している。
そしてもう一つ、私がよく利用したのが、山手線を一周する「山手線の旅」である。冷房が効いていて本も読めて、寝てしまっても帰路の心配はない。さらに、気が向けば下車して鉄道車輌の撮影も出来た。ただ、今となって考えてみると、一部区間の定期券は持っていて下車しないとは言え、これはキセルに該当したのだろうか。そうだとしても、時効かな

五反田駅ホーム脇の貨物線を通過するEF15 177号機の単機回送。山手貨物はよくすれ違った

配給電車クモニ13、荷物電車も当時はよく見かけた

池袋駅では西武鉄道池袋線のELをよく見かけた。写真は1923年にスイスで製造されたE51(旧国鉄ED12)。E51は、1976年に廃車となりながらも保存されていたが、その後解体処分となっている。ただ、同形のE52は、現在も静態保存されている

明治大学鉄道研究会OB会写真展は、本日、最終日です