加悦(かや)SL広場」は2020年(令和2年)3月に閉園したが、同施設に保存されていたポーター社製の103号機関車が、この度、長門鉄道に里帰りして「長門鉄道101号機関車」として「道の駅 蛍街道西ノ市」に展示保存された

山口県下関市を走っていた長門鉄道が、開業に際して購入したアメリカ・ポーター社のC型タンク機関車「長門鉄道101号機」 2020年(令和2年)3月 加悦SL広場

1947年(昭和22年)から1964年(昭和39年)まで東洋レーヨン滋賀工場で使用され、この時に103号機に改番されたようである。第2動輪はフランジレスのCタンク

東洋レーヨンで使用された後、宝塚ファミリーランドにて展示され、その後、加悦鉄道に寄贈されていた

今回の「道の駅 蛍街道西ノ市」展示は、「長門ポッポを守る会」が無償譲渡を受けて実現

罐台に付いているポーター社の銘板には「1915年(大正4年)製 ポーター社製造番号5682番」とある

「道の駅 蛍街道西ノ市」では屋根が付けられたようで、喜ばしい限りである