阪堺(はんかい)電気軌道は、大阪の恵美須町(えびすちょう)と天王寺駅前から堺市の浜寺公園まで2系統の路面電車を走らせていて、南海電鉄の100%子会社である。天王寺駅前駅から住吉までを上町(うえまち)線。恵美須町駅から浜寺駅前までを阪堺線としているが、電車の運行は路線名とは異なっている。軌間は1,435mm

2系統共に南北に走っているのだが、南の終点は郊外の「浜寺駅前」駅。南海電鉄の「浜寺公園」駅の前にある

駅で出発を待つモ501形502。右奥が南海浜寺公園駅

南海本線をオーバークロスしてから浜寺駅前の降車専用のホームへ到着する モ501形502

オーバークロスを走行する金太郎塗りのモ501形505

モ501形505は、広告ラッピングが施されていない

降車専用のホームに停車中のモ501形502。乗車ホームが空き次第入線する

浜寺駅前から住吉鳥居前までは、専用軌道が続く 1963年(昭和38年)製のモ351形355

出発するモ501形504(左)と入線待ちをしている1001形。1001形の愛称は「堺トラム」。アルナ車両製でグッドデザイン賞を受賞している

モ501形502の出発待ちをしているモ351形355。ホームに入線時は、スプリングポイントを押して入る