隼(はやぶさ)駅は、鳥取県八頭郡八頭町にある因美(いんび)線の郡家(こおげ)駅から若桜(わかさ)まで走っている第3セクター「若桜鉄道」の中の1駅である。元々は国鉄の若桜線で、JRになってから若桜鉄道として出発しているが、現在は保有するC12 167号機を動態化して本線上を走らせられるかどうかが注目されている

若桜鉄道は、9駅ある内の6駅の本屋とホームが、国の登録有形文化財に指定されている。一番有名なのが、この隼駅

ただ、残念な事に隼駅は鉄道ではなく「バイク・ファン」、特にスズキの「隼」というバイクに乗る人達の「聖地」として有名になってしまった。名前が同じだけなのだが、地元も町起こしになればと「隼駅まつり」なるものを開催し、まつりの時は数千台のバイクが集まる

木製の改札口が良い雰囲気だ。各駅にある時刻表、料金表も渋い色使いで建物にマッチしている

駅の裏には田園地帯が広がる

駅の留置線には、この非電化線でどうするのか分からないが、北陸鉄道ED30 1号機が保存されている。車両の上は普通の電線で架線ではない。念のため

そしてもう一輌、四国にいたオロ12 6。簡易宿泊所に使用されている(コロナ禍の現在は、休業中)