鮭の町と言われる新潟県村上市。江戸時代から鮭の母川への回帰性に着目して、鮭を育ててきた歴史的な経緯があり、鮭には並々ならぬ愛情を抱いている町である。その村上には有名な蔵元もあり、酒を飲みながら、美味い鮭を食べに行こうという事で、村上に向かった

「千年鮭 きっかわ」に立ち寄った。築130年という立派な町屋の中では、鮭の加工食品を購入出来る 2018年(平成30年)2月

店の奥では、吊り下げられて乾燥中の塩引き鮭が見られ、その数に圧倒される

内臓等を取り除いた鮭に塩を擦り込み3日置いてから裏返してさらに3日。その後塩抜きしてよく洗い、乾燥となる。乾燥しているうちにこれが発酵食品となるわけだが、大変な手間である

町屋は、登録有形文化財となっている

「鮭の塩引き」は半身で8,802円。流石にこの大きさになると高額であるが、色々と加工された鮭製品が小分けされて土産物として売られているので、手軽に買える。ただ、日本酒のつまみには最高なのだが、どれもこれも美味で買い物には悩まされる事となる