福島・飯坂温泉で行われた鉄道研究会OB会の帰路、確か福島で写真を撮ったな~と思い、フィルムを探してみた。余り興味もなかったので全く記憶にないのだが、確かにフィルムはあった。そして、撮影地は、何と最近何度も訪れている金谷川橋梁であった

後方の家々はだいぶ変わったが、橋梁は現在と全く同じ。そして、一番変わったのは、そこを走る車両で、写真は583系13輌編成の特急「はつかり1号」。残念ながら、後ろの吾妻連峰は全く写っていない 1977年(昭和52年)

直後に左側の下り線を見ると、こちらは下りの583系特急「はつかり1号」

L特急「ひばり4号」。この頃は、1時間に1本運行する特急には「エル特急」という称号が付けられていた。急行を減らしてエル特急を増発し、収益を増やそうという姑息な経営方法である

「ひばり4号」の20分後には盛岡発上野行特急「やまびこ1号」。ひばりと同じく483系12輌編成である

「ひばり4号」と同時刻の下り線にはボンネットタイプの485系L特急「ひばり2号」

30分間の空白の後、L特急「ひばり5号」

「ひばり5号」の6分後にはED75牽引の福島発黒磯行き普通136列車

キハ55を先頭に金谷川駅を通過するディーゼル急行「いわき1号」+「いなわしろ1号」

この日は10時から12時までの2時間に、特急6本、急行2本、普通列車(客車)3本、貨物列車2本が通過。当時は何とも思わなかったが、今、思うと夢の様な時間である