北海道旭川市内で東旭川線と東川線の2系統を走らせていたのが、営業距離約22kmの旭川電気軌道で、日本最北の電車と言われていた

1955年(昭和30年)には写真の様に立派な18m車を日本車輌製造より購入し、モハ1001(形式モハ1000形)と命名した 2009年(平成21年)7月撮影

ノーシル・ノーヘッダー、張り上げ屋根、砲弾型ヘッドライトという当時流行のスタイルで登場

残念ながら1972年(昭和47年)末をもって路線自体が廃止となってしまった

社紋は、漢字が書かれている珍しいタイプ

モハ1001の台車は日車NA-5という立派な台車

床下機器もしっかりある。保存車両は、現在、東旭川農村環境改善センター保存されている

18m車ながら運転席はセンターで、椅子は置くだけの普通の丸椅子